英検は日本で最も広く知られている英語資格の一つです。
近年、大学や高校の入試において英検が活用される場面が増えています。
この記事では、英検の基本情報から入試活用の現状、学習のポイントまでをまとめました。
英検を活用したい方、学習中の方はぜひ参考にしてください♪
英検とは?基本情報と試験概要
英検®︎(実用英語技能検定)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語能力検定試験です。
試験は以下の級に分かれており、初心者から上級者まで幅広いレベルを対象としています。
2025年度試験分から31年ぶりに新級が新設されるそうです!
詳しくはこちらからご確認ください💡
級 | レベル |
1級 | 大学上級程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準2級プラス (2025年度より追加) | 高校上級程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
3級 | 中学卒業程度 |
4級 | 中学中級程度 |
5級 | 中学初級程度 |
試験は筆記、リスニング、スピーキングの3つのセクションで構成されており、上位級ではライティングも課されます。
取得した級は英語力の証明として国内外で認められています。
英検の入試活用が増加している背景
高まる英語力の重要性
グローバル化が進む中、英語力は進学や就職において重要なスキルとされています。
そのため、多くの学校が英語資格を評価基準の一つとして取り入れるようになりました。
特に英検は、国内での認知度が高く、公平性が担保された試験として信頼されています。
大学入試における英検の活用例
文部科学省が推進する「大学入試英語成績提供システム」により、英検のスコアが入試に利用される機会が増えました。
以下は具体的な活用例です。
- 加点制度
英検2級以上の取得者に一定の点数を加算 - 出願資格
特定の級を取得していることが出願条件となる - 試験免除
英検のスコアを提出することで英語試験が免除される
高校・中学入試での採用
一部の私立高校や公立高校、私立中学校でも、英検の級を参考にした入試制度が採用されています。
上記の大学入試の活用例同様、英検3級以上の取得者に対して加点が行われたり、面接試験で英語力をアピールする材料として利用されることもあります。
英検のスコアを入試で活用する方法
自分の目標に合った級を目指す
志望校が求める級を事前に確認し、それに応じた目標を設定しましょう。
例えば、大学入試では準2級以上が一般的に有利とされていますが、難関大学では2級や準1級が求められることもあります。
試験のタイミングを考える
英検®︎は年間3回(1月、6月、10月)実施されています。
受験のスケジュールを考慮し、早めに受験することをおすすめします。特に出願時期に間に合うよう計画を立てましょう。
S-CBTの場合は試験日が多いので、試験後の日程が合わない時に利用するのがおすすめです!
S-CBTってなんんだろう?という方は以下の記事をご確認ください💡

英検を効果的に学ぶためのポイント
本ブログでもこれまで英検対策の記事を数多く紹介してきました。
各級ごとの記事をまとめましたので、ぜひお役立てください✨
テンプレートを活用したライティング対策
ライティングが苦手な方は、あらかじめ構文や表現を覚えておくとスムーズに書けます。
- 型にはめて覚える
- 自分の答えを用意しておく
この2つは各級にも共通することだと思います。それぞれの級のテンプレートや例題は以下をご確認ください💡
継続的なリスニングとスピーキング練習
リスニングやスピーキングは、英会話やアプリを活用して日々の練習を欠かさないことが重要です。
特に、短時間で効率よく学べるレッスンを考えているのであればオンライン英会話がおすすめです!
いずれ英検を受けたい7歳と5歳が受講中のオンライン英会話は「ワールドトーク」です💡
日本人講師がメインなので、資格対策を得意としている先生も多いと感じています。
まとめ:英検取得が将来に与える影響
英検は入試だけでなく、留学や就職の際にも役立つ資格です。
スコアが英語力の証明となり、自分の可能性を広げる武器となります。
これから英検を目指す方は、計画的な学習を心がけてください。
英検®︎に関する情報や対策記事は、本ブログでも随時更新しています。ぜひご覧ください♪